全館空調・24時間換気システムの設置（施工案内）

全館空調・24時間換気システムは、空調（エアコン）と換気（熱交換換気ユニット）のシステムで、高気密・高断熱住宅に向いている商品です。
全館空調・24時間換気システムを導入するには、建物の計画段階の早い段階から、打ち合わせが必要になります。

1. 空調・換気の機器本体設置
	空調（エアコン）と換気（熱交換換気ユニット）の機器本体を小屋裏に設置します。 機器本体を設置する場所（小屋裏機械室）は、高さ1400mm以上、面積6.6㎡以上のスペースが理想です。
2. ダクト配管（1）
	丸い部分にダクト（銀色）350～400φ(mm)を接続して、リターンボックスまで配管して接続します。
3. ダクト配管（2）
	小屋裏部分はスペースがあるのでダクトを通しやすいのですが、1階の天井内はスペースが無いので、天井を打ち合わせにて下げてもらいます。ダクトは50φ～200φ(mm)を使用します。 パイプスペースを使用して2階から1階へダクト配管を通します。このスペースも打ち合わせにて確保してもらいます。
4. 空調用吹出ボックス取付
	空調用吹出ボックスを取付けます。
5. 空調用（換気用）グリル及びリモコン取付・空調室外機取付
	空調用（換気用）グリル、リモコン、空調室外機を取付けます。 通常、空調の動力は三相200Vを使用します。
6. 試運転・風量調整
	全館空調・24時間換気システムの設置工事終了後、試運転し、風量調整をします。
7. お引渡し
	工事完了・お引渡し・取扱説明を行いお引渡しとなります。